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コンサートの報告


第181回 2017年11月16日(木)

山根 亜紀 ピアノリサイタル

181b プログラム

  バッハ             平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第7番 Es-dur
  ウェ―バー     ソナタ 第2番 As-dur Op.39
  リスト       メフィストワルツ第1番

第181回はピアノコンチェルトのソリストや伴奏、室内楽の分野にも積極的に取り組んでおられる山根亜紀氏のピアノリサイタルを行いました。 プログラムは ‘悪魔と天使’ をテーマに3人の作曲家の作品が演奏されました。天使が舞い降りてくるかのようなイメージで始まるバッハの平均律、魔弾の射手の内容とよく類似しているウェーバーのピアノソナタ、悪魔に魂を売り渡した主人公が登場するリストのメフィストワルツ、これらの曲を多彩な音色で表現されました。そして最後は、柔らかな雰囲気に包まれ心が穏やかになるアンコールで締めくくられました。

181a

◆ご来場者のアンケートより

ウェーバーは「舞踏への勧誘」しか知らなくてソナタは初めて聴かせていただきました。技術的にも難易度が高くピアニスティックで楽しく聴かせていただきました。これからも隠れた名曲お願いします。

永年のクラシックファンなので、毎週1回の割合でコンサートに行きたい私にとってこのような歴史ある場所でしかも無料でコンサートに行ける機会をいただいて本当に有難いです。有料のコンサートは自分が好きで知っている内容のものしか行かない為、色々な曲と触れるのを楽しみにしています。

全ての曲が内容の深い音楽で聴いていてストーリーが感じられました。フレーズの歌い方が丁寧で上品でした。

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