☆コンサート報告☆
第34回 村越知子 ピアノリサイタル
ピアノ 村越知子
2004年12月16日(木)
☆ プログラム ☆
- ベートーヴェン
ピアノソナタ
第1番 ヘ短調 Op.2-1
第4番 変ホ長調 Op.7
第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 月光
アンコール
暖かいと思っていた師走も急に寒くなり、今年もあとわずかとなりました。
約100名のクラシックファンの方を迎え、第34回がリハーサルルームにて開かれました。ちょうど2年前の12月、情熱的な村越さんの演奏に感動されたことを思い出された方もいらっしゃったのではないでしょうか。その時は、ベートーヴェンの後期の作品を、そして今回は初期の作品を演奏されました。張りつめた空気の中で一つ一つ丁寧に音が生まれ、力強く、時には心洗われるような演奏に、皆さん、それぞれの一年を振り返りながら聴き入られていたようでした。
・ 連続してベートーヴェンの曲を聴くことが出来、その成長と共に曲もややかたい若い感じから、徐々に幅のある曲、豊かな感じ、心に響く曲へと移る様が感じられ、また新しい楽しみ方を知りました。
・ 暖かみがあり良い人間的である人間ベートーヴェンが満ちていた演奏でした。
・ 演奏も素晴らしいのですが、お話がよく分かった気がします。素敵でした。いつも楽しい時を過ごさせて頂き、今年一年ありがとうございました。
・ 会社を休んで聴きに来たので時間的にゆとりがあり、ゆったりとした気分と十分な体力で聴けました。
・ 村越さんの演奏表情の豊かさが、そのまま音色に反映され、細やかな音から強大な響きに圧倒されました。
・ 一年をしめくくるいい演奏だと喜ばしく思いました。
このような感想をアンケートにて頂きました。
ありがとうございました。