☆コンサート報告☆

第173回　中野慶理　ピアノリサイタル

☆ プログラム ☆

• チャイコフスキー
  
  
  瞑想曲　ニ長調　Op.72-5
  ドゥムカ　ハ短調　〜ロシアの農村風景〜　Op.59
  
  
  
  
• スクリャービン
  
  
  アルバム・リーフ　Op.58
  アルバム・リーフ　変ホ長調　Op.45-1
  詩曲　嬰ヘ長調　Op.32-1
  
  マズルカ　ホ短調　Op.25-3
  マズルカ　嬰ハ短調　Op.3-6
  
  ニュアンス　Op.56-3
  前奏曲　変ト長調　Op.11-13
  
  ピアノ・ソナタ　第2番　嬰ト短調
  
  「幻想ソナタ」　Op.19
  
  1.Andante
  2.Presto
  
  
  
  
  
  
  
  

  少し寒さの和らいだこの日、ピアノの中野慶理氏をお迎えして第173回を行いました。
  
  同じロシアの作曲家でも趣の異なるチャイコフスキーとスクリャービンが演奏されました。
  
  チャイコフスキーに始まり、それぞれ表情の違うスクリャービンの小品、そして海の風景を表現したソナタ第2番など、その素晴らしい熱演を堪能しました。
  
  
  次回は泉　貴子氏によるソプラノリサイタルです。来月もどうぞお楽しみに！
  
  
  
  
  
  
  
  

  ☆ アンケート ☆

  
  ･ スクリャービンは中野先生に演奏してほしい、中野先生はスクリャービンの小曲を奏でたい、といったふたつがコンビネーションの良さを感じさせていただいた今回でした。ありがとうございました。
  
  ･ 聴衆側で人によっては、通常１時間半以上のプログラムはつらい場合があります。１時間ほどコンパクトなプログラムでしたら肩もこらず、よい気分で帰ることができます。レトロな洋館のホールは響きが良いので、コンサートで多く利用していただきたいと思います。そして本日の中野先生の演奏は言うまでもなく、素晴らしかったです!!　個人的ではありますが、先生のお得意とするロシアの作品の中でも、スクリャービンは真骨頂であるといえます。
  
  ･ スクリャービンの曲はもっと堅苦しいものだと思っていました。すごく聴きやすかったので、ちょっと驚いています。中野さんの選曲が良かったのかも知れませんね。スクリャービンのＣＤを借りてこようかな。中野さんの優しいお声にもいやされました。ありがとうございました。
  
  ･ とても素晴らしい演奏をありがとうございました。温かみのあるきれいな音が魅力的でした。人柄も温和で知的で素的でした。
  
  ･ 選曲が新鮮でした。ピアノの醍醐味を存分に楽しみました。
  
  ･ ＭＣ、楽しく勉強になりました。スクリャービン、人生で初めての演奏でした。お聴かせ下さりありがとうございます。豊かな音域（海）の中にキラキラ光る水面がうつしだされる様でした。近年、音楽に人生を重ねることが増えてきました。回想も又、楽しい時間ですね。本日は芸術の時間をありがとうございました。