シューマン
アラベスク Op. 18
幻想曲 ハ長調 Op. 17
1 破滅
幻想的にそして情熱的に演奏すること
2 凱旋門
中庸に 全く精力的に
3 星の冠
ゆっくり演奏し、静かに進めること
梅雨も明け、夏真っ盛りの夕方、黒瀬紀久子氏によるピアノリサイタルが開かれました。
開場前に並ばれている方も多くみられ、皆さま楽しみにされていたご様子でした。
今回のプログラムはモーツァルトの可愛らしい曲から始まり、シューマンへと移ります。シューマンは作品番号が続きの2曲を選ばれ、人生の一コマがよく現わされた作品でした。
皆さま、最後まで熱心に耳を傾けられ、終演後はロビーで演奏者とお話ししたい方でいっぱいになりました。
来月はお休み。9月はヴァイオリンのパラシュケヴォフ氏とピアノの村越知子氏によるデュオをお届け致します。
皆さまどうぞ良い夏をお過ごしください。
☆ アンケート ☆
・ 久方ぶりにピアノ演奏の美しい音色に感動しました。ピアノが楽器の王様と云われるゆえんがなるほどと思いました。美しい音楽演奏の至福の一時を感謝しています。
・ 清廉潔白な小気味良い弾き語りに魅了されています。毎年、この音色を聴きに寄せてもらっています。優しい愛で弾き語ることで、シューマンの思いに敬意を表すような音色にここち良さを感じさせていただきました。
・ 今回、初めて参加させていただきました。実は最近、心の中がモヤモヤしていたのですが、すてきなピアノの音色で、すっかり洗い流していただきました。心なしか、背すじもまっすぐになりました! また参加したいです。
・ すてきな時間をすごせました。ひきこまれていきました。人間の指ってすごい。音楽のアラベスクの意味を初めて知りました。先生のやさしい気持ち伝わってきました。ありがとうございました。
・ 初めて来ましたが、会場の素晴らしさと温かなピアノの音色に魅せられました。私もシューマンの曲をチャレンジしてみようと思います。
・ 美しいホールで、良い音楽を聴くことができ幸せでした。シューマンの幻想曲は、黒瀬さんの豊かな音楽性を存分に発揮される曲でした。
・ 初めて黒瀬紀久子先生の音色を聴かせていただき、うっとりしました。
・ 母が晩年、毎晩「心揺れて」のCDを聴きながら眠りについておりました。久しぶりに先生の生の演奏を拝聴できて、とてもうれしかったです。